アニメの記事では先の展開には触れませんので安心して読んで下さい…って毎回言ってますけど、そもそもネタバレが嫌いな人はこのサイトのタイトルを見た時点でクリックしないのでは?
OPでめっちゃ楽しそうに仲間たち(?)と疾走する獣の巨人に思わずほっこり。「みんな~」のAAかよw
ちなみに原作にこんなシーンはなく、なんか生命の躍動的なアレとか、世界は残酷で美しい…的なイメージカットと思われます。原作未読の人はOPを見てどんなストーリーかワクワクが止まらないかもしれませんが、ごめんなさい。巨人と巨人が物理で殴り合う話です。
さてアニメ2期ということで話数は26話から。原作では8巻・34話~9巻・35話までに相当します。
ここは物語の中ではかなり重要なターニングポイントで、敵性巨人が人間の言葉をはっきり喋って意思疎通を図ろうとした初めての事例となっていました。当ブログでの原作35話の感想記事はこちらです
にも関わらず、アニメだとその辺のインパクトがどうも軽く感じられてしまった気がします。演じる子安武人さんの声質がまったりとして優しいからでしょうか?
なんか喋っても違和感がないというか、異質で理解不能な存在という不気味さが感じられなかった。子供向けアニメでクマさんとかゾウさんが喋ってるみたいな安心感が逆にあって、だからこそ記事先頭の画像みたいなのが頭に浮かんだわけです。
一方でミケの惨殺シーンは気合が入っており、これでもかと情けない悲鳴と血しぶきが溢れていて満足しました。
EDはなんか色々すごい
神話や伝記を描いたタペストリ。いずれも原作を読んでいるとピンとくる場面です。この記事では多くを語れません。
アニメから入った人にも考えて欲しいのはこのカット。
壁の世界では「海」の存在は一般に知られていません。壁の内側に海はありませんし、壁の外に関する記録はご禁制で焚書されています。アルミンが隠し持っていた本に海の存在が記されていたもののエレンですら半信半疑。調査兵団の遠征も海までは到達できていません。海洋国家との交易すらできないので塩は貴重品で、有力商人が製造流通を牛耳っています。
しかし上の場面では明らかに巨人の群れが海から上陸して海岸の街を襲っていますよね。ということは、この襲撃はエレンたちが住む壁の街の話ではなく別の舞台の話です。では一体ここはどこなのか?
今までの作中情報から推理してみるのも楽しいんじゃないでしょうか。
現在公開可能な情報
おなじみのコーナーが2期も続投。
壁の中の巨人
正体不明の存在。
どうやら女型巨人が生み出す
水晶体と同様のもので壁を形成している模様。
ウォール教の幹部はその真実を知っているようだが、
固く口を閉ざしている。
これは「硬質化能力」と呼ばれているもので、巨人が持つ汎用的な技能の一つです。体表を硬くして攻撃を防いだり、「壁の中の巨人」のように体外に物質を生成して建材に用いたりと、様々に応用がきく便利なチカラと言えます。
その質量はどこから持ってくるのか?といった疑問はごもっともですが、原作では既に答えが示されています。気になる人は答えが載ってる4月7日発売の最新刊22巻を読もう!【PR】