ついでに本編も再放送。
コミックス5巻に収録されていた外伝「イルゼの手帳」。人類で初めて巨人と会話した少女イルゼの残した手帳に記されていた事実…。
巨人の謎を考える上で極めて重大なエピソードですが、テレビアニメでは映像化されませんでした。
その代わりコミックス12巻の限定版としてDVDに23分のアニメーションが収録されています。
「イルゼの手帳」は週刊少年マガジンに出張読切で掲載されたもので、18ページと決して長いお話ではありませんでした。
アニメ化に際してはオリジナルの前後談を大幅に追加してあり、語り手はハンジ。リヴァイの他にオルオやペトラといった人気のリヴァイ班メンバーも登場します。またイルゼの両親、イルゼを殺害した巨人の顛末なども見られます。
いや、「イルゼの手帳」なんだからイルゼをフィーチャーしてくださいw と誰もが突っ込んだDVDケース。
時系列が交錯しますが、この話の「今」は104期が訓練兵として過ごしていた頃。リヴァイやハンジたちが遭遇して討伐した巨人の近くで手帳を見つけ、それが約1年前に書かれたものと分かる。持ち主はイルゼ・ラングナー。それを読み解き、巨人研究へと邁進していく「あの頃」のハンジが存分に描かれています。ハンジさんは原作本編では最近すっかり落ち着いてしまいましたが、ちょっと前はこんなキャラだったんですね。忘れてました。この物語が、被験体となっていた2体の巨人、ソニー&ビーンの捕獲へと繋がっていきます。