リヴァイ=アッカーマン
調査兵団の兵士長(普段は兵長と呼ばれる)。エレンを作戦の要に擁する特別作戦班の班長。
人類最高の戦闘力を持つ兵士と目され、一人で一個旅団に匹敵するとまで讃えられる。その戦いぶりはチート並み。
小柄で神経質、粗暴で近寄りがたい天才肌。相手が女性であっても遠慮せず恫喝する。一方で部下に対する思いやりは厚く、隊員からは尊敬の念を集めている。
瀕死の部下へ厚いねぎらいの言葉をかけたり、女型の巨人からミカサを守るために身を挺するなど、さすがに兵たちを指揮するだけあって単なる乱暴者ではない。
調査兵団へ入る前は王都の地下を根城とし自己流の立体機動で盗みを働くゴロツキだったが、エルヴィンによって捕縛され司法取引で入隊。一緒に悪さをしていたイザベル、ファーランは早々に巨人との戦闘で死亡したものの、以後もエルヴィンには素直に従っている。
育ての親である「切り裂きケニー」ことケニー=アッカーマンは、リヴァイの実母クシェルの兄。娼館で働くも病気にかかって死んだクシェルに代わり、ケニーは幼いリヴァイを引き取って生きる方法(主に悪事)を教え込んだ後、姿を消した。
シガンシナ奪還戦では瀕死のエルヴィンとアルミンを前に、どちらに巨人化薬を打って救命するかをめぐりエレンやミカサと対立。より強く未来への希望を持つアルミンへの投薬を決断し、親友エルヴィンを長く苦しい道のりから解放した。
病的な綺麗好きで掃除にうるさい。
アッカーマン姓ではあるが「実はミカサの兄」といった近しい関係ではなく、遠縁の分家であるようだ。