進撃の巨人 ネタバレ考察

(51)リヴァイ班

 

鎧の巨人たちが探している「座標」の力と思しき能力を発動させ、周囲の巨人に標的を攻撃させたエレン。

ピンチは切り抜けたものの、右腕を失ったエルヴィン、カルラを食った仇敵を相手に討ち死にしたハンネス、肋骨を折ったミカサと惨憺たる有様で帰還します。

 

「進撃の巨人」第51話 リヴァイ班 別冊少年マガジン2013年12月号掲載

 

たどり着いた壁の上で


 

悪夢のようなエレン奪還戦からローゼの壁にたどり着いた後。
 

追撃部隊は疲労の色が濃く出ています。

ミカサは担架で運ばれ、エルヴィン団長は失神、コニーやクリスタはまともに立って歩けない状態。

エレンは・・・すいません全然元気です。

 

ジャンが言うには憲兵を含め100名規模で出撃し、帰ってきたのは40人ぐらい。立って歩けるのはその半分。

調査兵団は主力に大きな損害を出し戦力が激減してしまいました。

自分のせいだとばかりに歯噛みするエレン。

 

アルミンはあることを確認しようと問いかけます。

撤退戦の時、巨人を操ってライナーたちを攻撃させたのはエレンではないのか?

エレンにはっきりとした自覚はないのですが、それを聞いて、その力を死んだ人たちに報いるように使うよう諭すジャン。

訓練兵の時とは立場が逆だと自嘲するエレンですが、その言葉で迷いが晴れたようです。

力を使いこなして壁を塞ぎ自分の力で償いをすると静かに決意を表明します。

 

それに呼応し、はやく壁の向こうへ行きたいと立ち上がるクリスタ。目がすわっています。

明らかにユミルの言動に拘泥しています。 

 

 

奪還戦から一週間後


 

ウォールローゼ内に巨人の姿はなく、安全宣言が出されました。

それまでの間はローゼ内からの避難民をシーナの地下都市跡に収容しましたが、食糧は一週間分が限度。

何が何でも一週間以内に彼らをローゼへ帰さなければ別の問題が発生するところでした。

 

シーナの地下都市跡で起こった住民と憲兵の衝突の報告を病床で聞くエルヴィン。

ヒゲが伸びてワイルドな渋みがましています。

 

そこへコニーをつれたハンジが重大な知らせを持ってやってきました。

コニーの生家があった村の件です。

 

覚えているでしょうか。コニーが生まれたラガコ村は全ての家が内部からの衝撃で壊されており、一方で遺体や血痕はなく馬も厩舎につながれたまま。巨人に襲われて壊滅したというにはあまりに不自然な状況でした。そして現在もなお村の住民はどこにも見つかっていない。

かつ、ハンジによればローゼの壁内に出現した巨人の数とラガコ村の住民数が一致。

 

コニーの生家を潰したまま動けなくなっていた巨人はコニーにお帰りと声をかけ、見た目もコニーの母と相似しているなどの状況を総合的に判断し、ハンジは今回の巨人はラガコ村の住民が変化したものであったと結論付けました。

 

全ての巨人が同様であるという確証はないものの、巨人の弱点がうなじ部分であることとその正体を関連付けたとき、縦1m横10cmの人間の器官、脊髄がそこに埋まっているのではないかとハンジは推論。ではそれらの巨人とエレン達のような巨人化能力をわかつものは何なのか…。話を進めるには材料が足りません。

 

驚愕の報告を受けながら、焦点の定まらない目を輝かせて喜色を示すエルヴィン。リヴァイがドン引きしています。チラッと彼らの過去にまつわるやりとりが出たようですが、ハンジは意味が分からず疑問符を浮かべるばかり。読者も置いてきぼりです。これはアリアに連載されるスピンオフの過去編を読めという布石なのでしょうか。ちなみにアリアの前号は売り切れで全然手に入らず転売業者のオモチャになっていたようですので、11/28発売の次号に興味がある方はお早めに予約することをおすすめします。

 

さて重要人物であるクリスタことヒストリアとエレンは今どうしているのでしょうか。

リヴァイは新リヴァイ班として編成したと言います。

 

人里離れた山小屋に、いつもの104期の面々が荷物を運び入れていました。

ひさびさにサシャの登場。

エレン、ミカサ、アルミン、クリスタ、ジャン、コニー、サシャ。

どうやら彼らが新リヴァイ班のようです。

 

リヴァイ兵長の潔癖症に真顔で怯えるエレン、肋骨が折れているのに平気で薪割りしているミカサ、盗み食い未遂が発覚したサシャなど久々に安心して見ていられるギャグパートが盛り込まれていて、訓練時代さながらに賑やかな所帯となりました。

 

しかしエレンはかつてのリヴァイ班を思い出し浮かばない表情。

エレンといれば間違いなく巨人との戦いに巻き込まれることになり、その結果また同じことが起こるのではないか…。

この時が永くは続かない、そんな予感に目を伏せるエレンでした。

 

なお、コニーの母と思しき巨人がその後どうなっているのかは描かれていません。中身が人間であると判明した今、ハンジは巨人に対する接し方を改めざるを得ないようです。コニーの目の前で殺害することはないでしょうが、サンプルとして確保してあるのでしょうか。

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別冊少年マガジン(毎月9日発売)で連載中、
「進撃の巨人」のネタバレ感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方はご注意下さい。

※フラゲ速報ではありません。本誌発売日の夜に更新することが多いです。

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