進撃の巨人 ネタバレ考察

ライナー・ブラウン

「始祖の巨人」を奪取するため隣国より潜入した「マーレの戦士」の一員であり、シガンシナ区を崩壊へ導き壁の世界に甚大な災厄をもらたした「鎧の巨人」の本体。

104期訓練兵団を次席で卒業後、調査兵団へ入団。恵まれた体格と卓越した戦闘技術を持つ。

長距離踏破訓練に際しアルミンの荷物を規則に反し肩代わりしようとするなど、情に厚く面倒見のいい性格を持つみんなの兄貴分。

「任務を果たし故郷へ帰る」という強い意志を持っていることが作中でたびたび垣間見える。 任務とは「始祖の巨人」の奪還、故郷は隣大陸にあるマーレ国であった。

壁中で長期に渡り兵団に所属し正義感の強い役割を演じ続けたせいで、本来の人格と演技性人格が交錯し記憶や言動に機能不全を起こしている。「マーレの戦士」と「調査兵団の兵士」のどちらが本当の自分なのか分からなくなる場面も見られ、「兵士」になりきっている時は自身が本気でそれを信じ込んでいるため、内心を明かすモノローグで結果的に読者を騙していた。

エレンに正体を明かし同行を求めたが拒否され、その場で実力での誘拐に及ぶも調査兵団の追撃によりエレンの身柄を奪うことはできず、その足でベルトルト、ユミルらと逃亡。シガンシナ区へ向かった。(12巻末)

その後のシガンシナ奪還戦ではミカサやハンジらの部隊による新兵器「雷槍」の集中攻撃を受け捕縛されたが、ジークとピーク(四つん這い巨人)によって救出される。

ライナー2シガンシナで調査兵団に敗北しマーレに帰国してから4年後の姿。13年で死亡する「ユミルの呪い」のせいで寿命が近く、すでに「鎧の巨人」の後継者選定が進んでいる。

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別冊少年マガジン(毎月9日発売)で連載中、
「進撃の巨人」のネタバレ感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方はご注意下さい。

※フラゲ速報ではありません。本誌発売日の夜に更新することが多いです。

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